脳血管疾患や骨折などの急性期の治療を終えて病状が安定し始めた時期に、集中的なリハビリテーションを受けることができる病棟です。ADL（日常生活動作）能力の向上と自宅復帰を目指し、一人ひとりに合ったケアを致します。医師、看護師、ケアワーカー、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーがチームとなり、リハビリテーションプログラムを作成いたします。
| 疾患 | 入院期間 |
|---|---|
| 脳血管疾患・脊椎損傷・頭部外傷・くも膜下出血のシャント術後・脳腫瘍・脳炎・急性脳症・脊髄炎・多発性神経炎・多発性硬化症・腕神経叢損傷等の発症、または手術後・義肢装着訓練を要する状態 | 150日以内 |
| 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害・重度の脊髄損傷・頭部外傷を含む多部位外傷の発症又は手術後 | 180日以内 |
| 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節又は膝関節・2肢以上の多発骨折の受傷、又は手術後 | 90日以内 |
| 外科手術又は、肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 | 90日以内 |
| 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節又は膝関節の神経・筋又は靭帯損傷 | 60日以内 |
| 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日以内 |
「立つ」「歩く」など基本的な動作能力回復のための指導を行います。体操や運動の他、マッサージや温熱などといった物理療法も実施します。
「食事」「排せつ」「着替え」「家事」など日常生活動作（ADL）の向上を目的に行います。また、「手芸」や「園芸」などご興味のある作業を取り入れた訓練も実施します
言語機能や聴覚機能などコミュニケーション機能の障害がある方に対して訓練・指導を行います。摂食・嚥下障害の方には「食べる」「飲み込む」練習をし、安全に食事ができるよう支援します。
・集団体操
・レクリエーション
・個別自主トレーニング
を病棟スタッフとともに行っていきます。体調に合わせて楽しみながら活動していきます。
リハビリテーション看護・介護に必要な技術の習得を図り、安全で効果的なケアが提供できる。
効果的な転倒転落防止策を実践できる。
短い入院治療で在宅復帰できる患者様のために、当院では「地域包括ケア病棟」を備えて、安心して在宅生活に戻ることができるように支援させていただきます。急性期の入院治療後に症状が安定した患者様や軽い状態変化で在宅からの入院医療が必要となった患者様へ「在宅復帰計画」に基づいて、医師や看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーなどのチームにより、在宅の実現にむけて治療・支援を行います。また、患者様の退院後のケアについてもサポートさせていただきます。
長期にわたる医療行為が必要な慢性期の患者様を対象とする病棟です。急性期の症状が安定しても、自宅療養を行うには医療依存度が高く、在宅生活が難しい方に、医師、看護師による医療ケアを受けながら生活をしていただけます。また、それぞれの思いに寄り添う医療・ケアの提供にも努めています。※療養病棟はリハビリテーションを提供していません。
医療ケアを受けながらの”生活の場”である療養病棟では、食事や排せつなど日常生活のお手伝いをする介護スタッフが常駐します。家族のような身近な存在となり、皆様が不安なく在宅復帰ができることを目標に心身ともに支えていきます。
綺麗な空間でご自宅のようにリラックスしてお過ごしいただけます。
医療ケアを受けながらの“生活の場”である療養病棟では、食事や排せつなど日常生下のお手伝いをする介護スタッフが常駐します。
家族のような身近な存在となり、皆様が不安なく在宅復帰が出来ることを目標に心身共に支えていきます。
